NASA SpaceApps Challenge TOKYO レポート(2)

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前回のレポートの続きです。

みなさん、こんにちは!
今日は2日目の様子を中心にレポートしていきます。
宇宙でお風呂!?空に向かって「カンパイ」!?面白い作品がたくさん出てきますよ。NASA SpaceApps Challenge TOKYO レポート(2)も必見です!

【2日目の概要】

2日目は開発の最終仕上げ、プレゼンテーション、開発アプリ体験が行われました。開発終了までのラスト1時間は、時間に余裕のあるチームや忙しそうにしているチーム、はたまた深い眠りについているチーム(写真下)など様々でした。
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開発を終え眠りにつくチーム

下の写真は、開発終了後のfLying DiSHのみなさんです!企画していたアプリが何とか形になったようで、ランチの牛丼片手に素敵な笑顔を見せてくださいました^ ^
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開発終了後のfLying DiSH

その後のプレゼンテーションの持ち時間は120秒!短い時間で、いかに魅力を伝えるか。開発した作品だけでなく、プレゼンテーションの力も試される場となっていました。下の写真は、カンパイサテライトのプレゼンの様子です。『衛星と”乾杯”』をテーマに、BARのオーナーになりきっておられ、雰囲気満点でした!
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カンパイサテライトのプレゼンの様子

【各チームの取り組み】

ローカルチームには、同じ会社のグループや毎回このイベントで集結するメンバー、シングルエントリーの方などいろんなチームがありました!チームの人数は1~9人まで幅広く、いろんな個性のチームがあって、お話を伺っているだけでも面白かったです^ ^
その中でもDe-stress(写真左下)は、レジャーシートを広げて作業している姿が目を引いていました。同じ会社の宇宙好きが集まった、26~39歳の6人チーム。宇宙飛行士の健康を守るためには、やはりお風呂が必要だ‼という熱い想いから、あえて全面的にデータを用いることはやめ、お風呂の実現に専念されたそうです。圧縮袋やタオルなどを用いて宇宙版お風呂を作る係。心拍数などのバイタルを取って体調管理をするシステムを開発する係。そして、入浴中に顔の動きを読み取って扇風機などをONにできるシステムを開発する係。この3つに分かれて取り組まれていました!まさに、無重力空間のトータルお風呂プロデュースですね!

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De-stressの作業風景 開発中の会場全体の様子

また、ボストンでも同時開催されており、8チームがボストンとのMIXチームとして参加していました。
その中のひとつ、チームSpace route66(写真左下)は初め、東京会場は長谷部百合子さんお1人とボストン会場3人の計4人でしたが、当日に東京会場で新たに3人が合流し、計7人になりました!長谷部さんは、幼い頃に 『魔法使いになりたい!でもほうきで宇宙をとぶには、星の位置を調べないとぶつかってしまう!』と思い、それから宇宙に興味を持つようになったそうです。大学ではクマムシの研究をされていました。みなさん、クマムシって知っていますか?体長わずか50μm~1.7mmですが、地球最強生物と言われているんです。無敵だけど、その姿はとっても可愛らしいんですよ♪ぜひ調べてみてくださいね^ ^そして 現在は、プログラマーとしてお仕事をされています。プログラミングという魔法を使って、なんでも生み出せてしまう、ある意味魔法使いのようなお仕事だと楽しそうに語ってくださいました。夢を持つことって素敵だなあと改めて感じました♪ありがとうございました!

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Space route66のみなさん NASA SPACE APPSのポスターはスタイリッシュでかっこよかったです。

【各チームの開発アプリ】

それぞれのチームの開発アプリ一覧です。リンク先はNASA SPACE APPSホームページでの作品紹介ページとなっています。すべて英語ですが、世界中の会場の開発アプリも見ることができるので、ぜひご覧ください!また、受賞作品のご紹介もしています。オレンジ色の賞がスポンサー賞、赤色の賞がローカル賞です。
お気に入りの宇宙アプリを見つけてみてくださいね!
(プレゼンテーション順)

1.横井
乗り換え案内
詳細

2.わーむHoles
Mars VR

3.KEvolution
KEvolview(Keep Earth Various Optimized Location VIEW)
デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー賞、HAKUTO賞
詳細

4.Revenant
Pocket Finder
詳細

5.fLying DiSH
Linkress
日本アイ・ビー・エム賞優秀賞
詳細

6.アストロセイラーズ
Astro Sailors
HAKUTO賞
詳細

7.de-stress
Wearable Bath
JAXA賞、HAKUTO賞、ヤフー賞
詳細

8.Binnovative Mix Team: mUchew!(むちゅう)
Ready for the day
詳細

9.6562 Taiyaki
OPENDATA SPACE AND AVIATION FOR TOURISM
デンソーアイティーラボラトリ賞、HackCamp賞
詳細

10.Universe Work Out
ROUTE VISUALIZED+
詳細

11.マー(Marsface Project)
深層学習を用いたSFエンタテインメントコンテンツの自動生成
詳細

12.カンパイサテライト
カンパイサテライト / Cheers to the Satellites
JAXA賞、HAKUTO賞
詳細

13.人狼ズ
チャテライト(Chattelite)
構造計画研究所賞、日本マイクロソフト賞最優秀賞
詳細

14.絶対放課後曹達水
NASAGRESS
詳細

15.マッシュ&ルーム
Tell Star
People’s choice賞
詳細

16.codenic
Earth Mountain Pick
詳細

17.Space route66
Space route66
詳細

18.宇部2東京リモート.js
降水量を可視化するアプリ
JAXA賞
詳細

19.あまのがわ*ぎんが
GEOTAGGING SPACE AND AVIATION MAP
詳細

【取材を通して感じた事】

私は今回初めてNASA space appsを訪れました。毎日何回もお世話になっている身近なアプリ。それが実際どのように作成されているのか?はたまた本当に24時間で宇宙データを用いるような高度なものが出来上がるのか?わくわくどきどきしながら、今回の取材に臨みました。
様々な分野や企業の方が一堂に会し、たくさんの発想がどんどん画面上で形になっていく様子は、とても新鮮でした。VR(写真下)やDeep Learningなどの最近耳にするような技術を取り入れているチームも多く、開発終了後のTouch&Try(開発アプリ体験)の時間ではただただ驚きの連続でした。最優秀賞を受賞された人狼ズのチャテライトがDeep Learningを用いていて、キャラクター化された衛星たちが自動でチャットをする様子を眺められるアプリとなっていました。ずっと見ていても飽きない可愛らしさでしたよ♪
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VR体験をさせていただいている様子
私は小さな頃から空や宇宙が好きなのですが、今回の会場は宇宙好きの方々ばかりで、会場にいるだけでとてもうきうきしてしまいました。1日目の夜のFood Timeで提供された、可愛らしい宇宙デコずしを目の前にしたみなさまのあの歓声、きらきらとした顔、一体感。すごく印象的で、とっても素敵な時間でした!

この記事を読んでくださっているTELSTAR読者のみなさま!このイベントは全国で開催されています。参加者として開発に参加できなくても、2日目のTouch&Try(開発アプリ体験時間)と発表会、表彰式などは一般の方も参加することができます。年齢制限などもないので、興味のある学生さんにとって非常に良い機会だと思います!是非参加してみてくださいね^ ^ (鈴木 優子)

【お知らせ】

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事務局長からの発表
イベントの最後に水田事務局長(写真上)より、これまでNASA主催で1年に1回開催されてきたこのイベントを、活動が熟成するようにNASAの計画とは別の宇宙イベントも計画したいと発表がありました。さっそく今年の秋にも、日本独自の宇宙イベントを開催予定とのことです!みなさん是非ご参加ください!