【自己紹介】

はじめまして!
今年度からTELSTARに加入しました、中村文香です。
数か月前TELSTARのフリーマガジンを初めて見た際に、
私も素敵な宇宙フリーマガジンを作る側に参加したいと思って入りました。
宇宙が好きと自負していますが知識は乏しいので、
活動していく中で多くのことを学んで吸収していきたいと思います。

【宇宙旅行は実現可能かもしれない?】

現在宇宙に行くことが可能な人といえば宇宙飛行士ですが、近い将来、一般人も宇宙に行くことができるかもしれません!

宇宙旅行を実現する1つとして考えられているのが、「宇宙エレベーター」です。

space-elevator

原理を説明すると、まず地球を周回する衛星から地上にテザーと呼ばれるケーブルを垂らし、それとは反対側にケーブルを伸ばすことでバランスを取るという作業を繰り返します。
そしてその地上と宇宙を結ぶ非常に長いケーブルに昇降機を取り付けることで、宇宙エレベータが完成します。これにより地上と宇宙の行き来を可能にします。

今や宇宙エレベーターは、SF小説やアニメの世界だけに登場する空想ではありません。1970年代のSF小説『楽園の泉』に登場して多くの人に知られた宇宙エレベーターは、それから40年後の現在、実現へと近づいています。

【宇宙エレベーターの素材は・・・?】

宇宙エレベーターの研究には日本も大きく関わっています。
現在、ケーブルの素材に「カーボンナノチューブ」が考えられています。
軽くて弾力性のある丈夫な素材で、1991年に日本のNECの飯島澄男博士によって発見されました。

【実現に着々と近づいている!】

人類が宇宙を旅する日も遠い未来ではないと考えられますが、宇宙エレベーターの建設は多くの課題を抱えているのも事実です。
例えば、宇宙に視点を向けるとスペースデブリ問題、太陽からの電磁波や放射線による影響があります。素材に視点を向けると、今の技術では数センチ程度のカーボンナノチューブしか
作成できないことが挙げられます。

現在ある技術だけでは容易に実現へ至ることは出来ませんが、実現すれば、低価格かつ地球環境に優しく人や物資を運搬することができます。
最近の動向としては日本の民間企業、大林組が「2050年でエレベーターで宇宙へ」というスローガンを掲げて、静止衛星から上下へ伸ばした総延長9.6万㎞のケーブルをエレベーターを運行させようとしています。

また宇宙エレベーターチャレンジ(SPEC)という、宇宙エレベーターで人や荷物を乗せて昇降する
機械であるクライマーを大学や社会人が開発し技術を競い合う大会も行われています。

宇宙エレベータが実現することで、私たちがより身近に宇宙を体感出来るだけではなく
謎に満ちた宇宙の解明にも大きく貢献すると思います。
技術は年々発展し続けているので、実現する日は必ず来ると信じています!

————————————————————

参考文献

一般社団法人 宇宙エレベーター協会
http://www.jsea.jp/about-se/How-to-know-SE.html

大林組
http://www.obayashi.co.jp/news/news_20130730_1

「第7回宇宙エレベーターチャレンジ、100Kg重量挙げが新記録達成か!」
http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/366/366222/