TELSTAR CLUB第2回開催決定!!

こんにちは。

TELSTAR CLUBの第2回の開催が決まりましたのでお知らせします!

今回のTELSTAR CLUBは、なんと…..!

月面宇宙レースでも有名な「HAKUTO」に取材に行くことが決まりました!!

HAKUTOは、「『夢みたい』を現実に。」を合言葉に民間の力だけで宇宙開発を進めいている組織です。

Googleがスポンサーの月面探査レース「Google Lunar XPRIZE」に日本から唯一参戦しているチームであり、

今年の打ち上げに向けてただいま最終調整を行なっています。

HAKUTO:https://team-hakuto.jp

宇宙学生:https://koyamachuya.com/column/telstar/24061/

第2回TELSTAR CLUB 日程

取材日:8月8日(火) 15:00~17:00

事前研修:8月4(金),5(土),7(月) 各15:00~17:00

事後研修:8月10日 15:00~17:00
8月11日 15:00~18:00 (打ち上げ含む)
(7,8,11日のみの参加で参加できます!他の日にちでもご相談ください!)
対象:中高生

募集人数:定員10名(先着順を予定)

募集期間:7/25(火)

申し込みフォーム:https://goo.gl/forms/PPw5BFTMmf8SPRSM2

Image_25b1be7

TELSTAR CLUB とは?

TELSTAR CLUBではどんな活動を行なったの?と疑問に思う方、

まだイマイチどんなイベントなのか想像できないという方もいらっしゃると思います。

そんな方のために前回の活動についてご紹介したいと思います。

———研究者に突撃!!———

第1回TELSTAR CLUBは三鷹にある国立天文台に取材に行ってきました。

事前研修では、質問事項やマナーなどを確認しました。(人生初?名刺を作成します)

当日は、南米のチリにある最先端の望遠鏡である、アルマ望遠鏡の話をしていただいたり、
高校生自らが記者となり取材を行なったりしました。目の前にいる研究者の方に直接質問を
ぶつける経験は、貴重な経験となったはずです。TELSTAR CLUBの魅力はリアルな体験を通し
て知識を深めるのはもちろんのこと、学校や学年の垣根を超えた宇宙仲間との出会いは、か
けがえのないものとなることでしょう。
——————————–

高校生記者が書いた記事はTELTARのデザイナーによってデザインされWEBに公開されます。

貴重なこの機会をお見逃しなく!!

参加高校生が第1回TELSTAR CLUBで執筆した記事についてはこちら↓
PDF1
PDF2
(アップロードサイズの問題で、2つに分けています)

お問い合わせはこちらより

宇宙広報団体TELSTAR 関根 匠志

mail:sekine.telstar@gmail.com

NASA Space Apps Challenge東京 潜入レポート!

〜はじめに〜
TELSTARはメディアスポンサーとして4/29(土)4/30(日)に開催された「NASA Space Apps Challenge2017」に参加してきました!
そもそも、皆さん「NASA Space Apps Challenge」がどんなイベントかご存知でしょうか??このイベントはNASA(アメリカ航空宇宙局)が主催する世界的なハッカソン*です。去年開催された同上のイベントは世界161都市で15,409人が参加したそう!今年の日本会場は、東京、筑波、相模原、会津、大阪、宇部、熊本、肝付の8会場で開催されました。2日間(開発時間は約1日)でNASAやJAXAが公開しているデータを用いて開発するこのイベントは、“企み顔”の方を多く見れるイベントです。今年はどんな宇宙の作品が制作されたのでしょうか!?見ていきましょう!

*ハッカソン:ハッキングとマラソンを掛け合わせた言葉。マラソンのように、数時間から数日間の与えられた時間を徹してプログラミングに没頭し、アイデアや成果を競い合う開発イベントのことをいいます.

〜2日間で宇宙アプリ作り〜
東京会場は70人ほどの参加者が集まりキックオフ!朝早くから集まっているせいか、まだテンションが上がっていない模様です。

33520711193_a63b72fcd5_o
オープニングの様子

まずはチームビルディング!どんな方向性で開発を進めていくのか、どんなアイディアで競技に挑むのか話し合いです。事前に提示されているNASAのテーマに沿っているかどうかが一つの審査基準になります。役割分担をして、どのデータを用いて開発するのかが決まったら、開発スタートです!

33956299230_992a7cebf9_z
作戦会議

33949699840_2e5975f5d9_z
開発スタート!

〜とにかく熱い!!〜
ず〜っとパソコンと睨めっこ?いえいえ、そんなこともありません。ずっと、机に座っていては疲れてしまうので、おやつ休憩やフード提供の時間もあります。

34292766566_cdcb482020_z
一通り、開発が終わり、各チームのプレゼンテーションの時間が終了したら「touch&try」の時間となります。参加者や、審査員の方々が実際に作品をみて触る時間です。プレゼンテーションで伝えきれなかったチームもあるようで、熱心に作品の説明を行なっていました。

開発の様子をみると個性的な作品がたくさん!皆さんご存知の「スプ◯トゥーン」の宇宙版アプリや、マグロが食べられるお店の紹介アプリなど…!

〜作品紹介〜

スクリーンショット 2017-07-13 17.38.19
最優秀作品は、「COEDO」!
スマホ等で撮影した多数の画像を合わせて3Dの映像にします。何がわかるかというと、この撮影した画像が蓄積され、「今」の建物の状態を知ることができます。今の衛星写真の更新頻度は1~2年なので、最新状態はわからないことが多いのですが、このアイディアがあれば、建物の最新状態がわかりそうですね。メンテナンスにも応用できそうな技術でした!
34228855521_1082a1165f_z
最優秀賞受賞チーム:COEDO(前列受賞チームの皆さん、後列審査員の皆さん)

〜まとめ〜
本当に短時間で面白い作品を制作されていて驚きました。宇宙のデータや他のデータの加工の仕方によって、どの作品も驚くべき姿に進化を遂げていました。開始前の「企み顔」でこんな面白いことを考えていたんですね。何より驚いたのは参加者の年齢層!中学1年生から50代の方まで様々なバックグラウンドを持った方々が集結していました。

現在は宇宙API、宇宙オープンデータの公開など、多くの人が宇宙データを利活用できるように政府も取り組みを進めています。お手頃なデータになりつつある「宇宙データ」。記事を読んでいる皆さんも、来年はぜひ参加者として応募してみてはいかがでしょうか?
※APIとは?
ソフトウェアからOSの機能を利用するための仕様、またはインターフェースのことを示します。

実際に普段見たり、利用しているデータを自分の手で加工することで「宇宙」「データ」の見方もぐーんと変わるはず…!参加者の半数以上はNASA Space Apps Challenge初参加者でした。毎年、4月頃に参加者の募集を行なっているようなので、チェックしてみてくださいね!

明日は関西会場の様子をレポートします!お楽しみに!

今年度のTELSTAR感謝祭を開催しました!

「TELSTAR感謝祭」って??

こんにちは、代表のはるぴーです。
感謝祭とは、毎年、お世話になった協賛企業の方、一口宇宙飛行士の方、日ごろ読者としてTELSTARを支えてくださっている高校生に直接、感謝を伝える場です。これからも応援していただけるように、1年間の活動の報告と来年度の活動方針について報告しています。

2016年度活動報告

2016年度は冊子を累計4万部発行し、多くの高校生に宇宙の魅力を伝えてきました。TELSTATR Cafeを発展させたTELSTATR CLUBでは高校生と一緒に宇宙の研究機関に取材に行きました!10月にはTELSTAR関西支部も発足し、TELSTARはこれからますますパワーアップしていきます!
そんなご報告のあとに、参加者の皆様ともっともっと仲良くなりたい!そんな想いで今年も感謝祭恒例のグループワークを行いました。

グループワークでは、「水ロケット野球盤」を開催!
会場を野球盤に見立て、水ロケットを発射させ、点数を競いました。

DSC00330

みなさん戦略を練って挑戦していました!

IMG_4036

優勝チームは飛人(とびんちゅ)の皆さん!!
おめでとうございます!

代表を交代し、1年。
まだまだ未熟者ですが、皆様に支えられながらなんとか走り続けることが出来ました。

「宇宙の興味を0から1へ」

そんなTELSTATRの想いをこれからも受け継ぎ
宇宙が日本の基幹産業になる未来のために、少しでも尽力できたらと思います。
TELSTARを何かのきっかけで読んで・知って、興味をもってくれた皆さん、
いつもTELSTARを応援してくださっている皆さん
TELSTARをこれからもよろしくお願いします!!

DSC00449

2016年度代表・吉田華乃

ゆく年くる年~TELSTAR内部編~

皆さん、もう少しで年が明けますね。
皆さんにとって一年間はどんな一年でしたか?
今回の記事では、TELSTARの活動の一年間を振り返ってみたいと思います!

【宇宙フリーマガジンTELSTAR 発行!】

宇宙広報団体TELSTARの根幹ともいうべき”宇宙フリーマガジンTELSTAR”。
私達は、宇宙への興味を0→1に開拓するため宇宙フリーマガジンでの活動に力を入れています。
文系、理系、美大生という分野を超えた様々なメンバーから生み出されるTELSTARは、高校を中心として各地に無料配送しております。冊子を手に取り、そこから宇宙への興味を広げてほしいと思いを込めて精一杯つくり続けきました。今年は10,11,12,13号を無事発行し、TELSTARが誕生してから累計約10万部を世の中に発信することが出来ました。皆さん、一年間ご支援ありがとうございました!
2017%e5%b9%b4%e3%81%ae%e3%83%95%e3%83%ab%e3%83%bc%e3%83%9e%e3%82%ac%e3%82%b8%e3%83%b3
右からTELSTAR 10,11,12,13号

【学生団体総選挙】

今年度初めて学生団体総選挙にTELSTARもエントリーしました。予選を通過し、次のステージへと進み、みごと準グランプリを獲得することが出来ました!このような場で評価してもらえたことで、私たちの活動の励みにもなりました。いい笑顔ですね。
gakuseidantai
代表、副代表の2ショット!

【宇宙学生連載スタート!】

1月からスタートした企画。小山宙哉公式サイトにて『宇宙学生』連載を開始しました。
第1回 宇宙を「広報する」って? (元宇宙広報団体TELSTAR代表 城戸彩乃)

『宇宙学生』第一回ーー宇宙を「広報する」って?


現在は第6回まで取り上げ、宇宙法、宇宙建築など他分野で活躍する宇宙にまっすぐな学生を取り上げています。まだ見たことのない方、ぜひ1度ご覧になってください!

【宇宙×高校生 月面ワークショップ@グランフロント大阪】

チューブロックという、パイプ型のブロックを利用して未来の月面基地を考えました。
文化、ファッション、娯楽…などなど斬新な切り口から生み出されるアイディア、またそれをチューブロックで具現化する高校生の柔軟さに驚くばかりでした。
来場者の中には、岐阜や東京から来てくれた強者も…!
当日の様子は、こちらから! http://spacemgz-telstar.com/2387
dsc_0747-1-min

【新たな仲間たちとの出会い】

毎年、TELSTARは4,5月に新メンバー説明会を実施しています。
宇宙好き、デザイン好きなどなど、多彩なメンバーが集い、新年度のスタートが切られます。
どんなメンバーがくるのかな、とワクワクとした気持ち、また説明会に来ているメンバーのドキドキとした気持ちが混じり合う新鮮な場であり、これからともに切磋琢磨し合える仲間と出会える場でもあります。

【水ロケット甲子園】

水ロケットの仕組みを高校物理を用いて解説した後に1人ずつ自分の水ロケットを設計、製作し、打ち上げを行いました。競技は目標到達距離にいかに近づけられるかを競いました。
一度目の打ち上げ結果を踏まえて改良を行うなど皆試行錯誤している様子が印象的でした。
中高生が集い、夏の思い出に残るイベントとなりました。

【みやこ祭】

毎年、11月の頭に行われる首都大学の学園祭「みやこ祭」に今年度も出展いたしました。
冊子で取り上げた、衛星特集や惑星くん惑星ちゃんを取り上げました。毎年行っているTELSTARメンバーと直に会って話せるイベントです。来年度も行う予定なので、お楽しみに!

【そらフェス出展!】

去年に引き続き、TESTARは京都の嵐山で行われる「宙フェス」に出展しました!今年は、レジンを使ったオリジナルキーホルダー作成を実施しました。おしゃれな宇宙グッズがあったり、山岸愛梨さん、黒田有紗さんなどの有名人が集ったりするイベントとしても有名です。イベントの様子はこちらの記事より
http://spacemgz-telstar.com/3920
sora

【TELSTAR CLUB】

高校生同士の繋がりを強め、切磋琢磨し合える同士と出会える場であり、
実際に研究している方のリアルな声を聞ける、それがTELSTAR CLUBです。
記念すべき第一回は、国立天文台に取材に行きました!高校生が熱心に質問をぶつける姿に私達も刺激を受けました。
当日の様子はこちらから:http://spacemgz-telstar.com/4198
img_0155

以上が一年間で実施した大まかなイベントです。
紹介したイベントだけではなく、その他のイベントの企画運営も行っています。
年明けには、TELSTAR関西支部が企画運営するイベント「TELSTARとみるすたー」も控えています!詳細はこちらより!
http://www.uchuhack.space/about-us
日付:2017年1月29日(日曜日)
場所:グランフロント大阪 ナレッジキャピタルThe Lab.(北館2階)

来年も、ますます皆さんにより寄り添い、魅力的な情報発信を行っていきます。また、宇宙好きが集うイベントの企画運営も行っていく予定です。来年もどうぞよろしくお願いいたします!
TELSTAR 一同より
img_0464-1-min

2016年宇宙ゆく年くる年 下半期編

2016年の宇宙ニュースを振り返る「宇宙ゆく年くる年」、上半期編に続いて下半期編です。

 

7月 木星探査機「ジュノー」が木星周回軌道に到達
7_imagecredit_nasa
木星探査機「ジュノー」イメージ図 Image Credit:NASA

2011年に打ち上げられたNASAの木星探査機「ジュノー」が木星の周回軌道に入りました。木星の大気から内部の構造まで、木星を詳細に調べることを目的としています。実は、木星の周回軌道に入ったのは1995年の木星探査機「ガリレオ」以来ということで、久しぶりの軌道上からの探査となります。
現在、ジュノーは太陽電池を使った探査機のうち、地球から最遠の探査機でもあります。日本の探査機は太陽電池を用いているので意外に思うかもしれませんが、NASAのほとんどの太陽系探査機は原子力電池を搭載しているのです。

 

8月 太陽系から最も近い地球型惑星「プロキシマ・ケンタウリb(プロキシマb)」を発見
Artist's impression of the planet orbiting Proxima Centauri
惑星「プロキシマb」から見た風景のイメージ図 Image Credit:ESO/M. Kornmesser

ヨーロッパ南天天文台(ESO)の研究チームが、太陽から最も近くにある恒星「プロキシマ・ケンタウリ」を周回する、地球とほぼ同じ大きさの惑星「プロキシマb」を発見したと発表しました。プロキシマbは水が液体として存在できる領域「ハビタブル・ゾーン」内にあるため、生命が居住できる可能性があります。
地球と太陽の距離が約1億5000万kmなのに対し、プロキシマ・ケンタウリとプロキシマbの距離は約700万kmと、非常に近いことが特徴的です。これだけ恒星に近いと放射線などの影響が大きいかもしれませんね。

 

9月 彗星探査機「ロゼッタ」、彗星に衝突してミッションを終了
9_imagecredit_esa%2fatg-medialab
彗星探査機「ロゼッタ」イメージ図 Image Credit:ESA/ATG medialab

9月30日、欧州の彗星探査機「ロゼッタ」がチュリモフ・ゲラシメンコ彗星に制御衝突して、約12年半のミッションを終えました。
着陸機の「フィラエ」は2014年にロゼッタから彗星に投下され、世界初の彗星着陸を成し遂げましたが、着陸に失敗してしまい彗星表面上で行方不明になっていました。それから2年が過ぎた2016年9月、行方不明になっていたフィラエをロゼッタが発見したことが大きな注目を集めました。衝突前に見つかって良かったですよね。
フィラエの着陸は失敗したものの、ロゼッタが観測した撮影した画像やデータを元に、彗星の研究が行われます。

 

10月 大西宇宙飛行士、国際宇宙ステーション(ISS)から帰還
10_imagecredit_nasa
ソユーズ宇宙船から出てきた直後の大西宇宙飛行士 Image Credit:NASA

10月30日、約3ヶ月間ISSに滞在していた大西宇宙飛行士が帰還しました。様々な実験や研究を行い、同月にはISS補給船「シグナス」のキャッチも行いました。
滞在中はGoogle+から毎日、ISSでの仕事を丁寧に伝えて下さり、楽しく読ませて頂きました。その中でも、大西宇宙飛行士があげた帰還前最後の投稿(以下リンク)の、「宇宙飛行士という仕事は、夢を語ることを求められることが多い職業です。でも私の中にはずっと、それに対する違和感がありました」という文章が印象的でした。まだ読まれてない方はぜひ。
https://plus.google.com/101922061219949719231/posts/7ic9eYUg6L1

 

11月 中国が新大型ロケットの打ち上げ、独自の宇宙ステーションの滞在に成功
006phyldjw1f57rq96y9dj31kw11xgwd
中国の新大型ロケット「長征5号」の打ち上げ Image Credit:CALT

ベンチャー企業の動きが盛んになってきた現在、国の宇宙開発で最も盛り上がっているところの一つが、中国です。9月に中国の宇宙ステーション実証機「天宮一号」、10月に2名の宇宙飛行士を乗せた有人宇宙船「神舟十一号」、11月に新大型ロケット「長征五号」と、立て続けに打ち上げを成功させました。また、天宮一号では2名の中国人宇宙飛行士が30日間滞在し、11月、無事に帰還しました。
宇宙探査にも力を入れており、来年には月探査機「嫦娥5号」を打ち上げる予定です。中国の勢いはまだまだ止まらないようですね。

 

12月 日本のISS補給船「こうのとり」打ち上げ成功
12_%e3%81%93%e3%81%86%e3%81%ae%e3%81%a8%e3%82%8a_jaxa
H-ⅡBロケット・こうのとり6号機の打ち上げ Image Credit:JAXA

現在、ISSの補給船はロシアの「プログレス」、米国の「シグナス」「ドラゴン」、そして日本の「こうのとり」と、4機が運用されています。そのうちのプログレスが12月1日に打ち上げられましたが、失敗しました。プログレスは約1年に1回のペースで失敗を続けており、その安全性に不安が残ります。
その約1週間後の9日に打ち上げられた「こうのとり6号機」はH-ⅡBロケットで打ち上げられ、無事に成功しました。こうのとりは打ち上げられた数こそ他と比べると少ない補給船ですが、一度も失敗していないことは大きな日本の強みになっています。

 

下半期編は以上です。
こうして振り返ってみると、宇宙関連の話題は一年中尽きることなく、日々動き続けていることが良くわかります。今回紹介できなかったニュースもまだまだ多くあるので、読んでくださった皆様も印象的だった出来事を振り返ってみてください。
それでは、良いお年を!

(TELSTAR宇宙情報 @telstar_news 管理人 土谷純一)

 

2016年宇宙ゆく年くる年 上半期編

さて、毎年の恒例企画となった「宇宙ゆく年くる年」。宇宙開発から天文まで、2016年の宇宙ニュースを振り返ります。
それでは1月からスタートです!

 

1月 第9惑星が存在する可能性が示される

1_imagecredit-caltech%2fr-hurt-ipac
シミュレーションで導き出された第9惑星の軌道。真ん中の小さな黄色の輪が海王星までの太陽系。 Image Credit:Caltech/R. Hurt (IPAC)

カリフォルニア工科大学などの研究チームが、太陽系第9惑星が存在する可能性がある、という研究を発表しました。シミュレーションによると、第9惑星の軌道は他の惑星と比べると大きく外れていて、1万年以上もの時間をかけて太陽の周りを回っているようです。

前々から第9惑星があるのではないか、という話しはありましたが、遠くの太陽系惑星の存在に驚いた方も多かったのではないでしょうか。

 

 

2月 重力波初観測

2_image-credit-the-sxs-simulating-extreme-spacetimes-project
重力波を発生させた連星ブラックホールのイメージ Image Credit:The SXS (Simulating eXtreme Spacetimes) Project

2016年2月の深夜、衝撃的な発表がありました。「LIGO」という4km離れた地点にそれぞれ鏡を置いた観測施設で、重力波が起こしたわずかな変化を初めて観測することに成功したのです。
重力波とは、ブラックホール同士の衝突などで発生する波のことです。アインシュタインがその存在を予測したのはちょうど100年前の1916年。節目の2016年に人類が新たに手に入れた「重力波天文学」がこれから先、まだ見たことのない宇宙を私たちに教えてくれることでしょう。

 

 

3月 X線天文衛星「ひとみ」との通信が途絶える

3_imagecredit_jaxa
X線天文衛星「ひとみ」 Image Credit:JAXA

X線天文衛星「ひとみ」は、2月17日にH-ⅡAロケット30号機で打ち上げられました。しかし、3月26日に電波が受信できなくなり、通信が途絶えてしまいます。打ち上げ以来、特に目立ったトラブルを聞かなかった分、ショックを受けた方も多かったと思います。
その後、JAXAは衛星の復旧を目指して原因究明に努めていましたが、4月28日に運用を断念しました。

 

 

4月 スペースXのファルコン9ロケット、船への着地に初成功

25787998624_d77cd1b381_k
ファルコン9ロケット第1段着地寸前の様子 Image Credit:SpaceX

米国を中心に数を増やしつつある宇宙ベンチャー企業。その代表格が、実業家イーロン・マスクが率いるスペースXです。スペースXは、衛星や補給船を打ち上げたロケットを逆噴射で着地させることによってロケットを再利用し、打ち上げの低コスト化を目指しています。すでに陸への着地には成功していて、4月には船への着地に成功しました。ロケットは基本的に安全を確保するために海の方向に向けて打ち上げるため、陸よりも船に着地したほうが、効率が良いのです。
このように勢いがあるスペースXですが、9月にはロケットの爆発事故を起こしています。慎重にその活動を見守っていきたいものです。

 

 

5月 国際宇宙ステーション(ISS)の窓にデブリが衝突

5_imagecredit_esa
ISSのモジュール「キューポラ」の窓のデブリ衝突痕 Image Credit:ESA

このニュースは写真のインパクトが大きかったように感じます。私の他にも、漫画、アニメの『プラネテス』のワンシーンを思い出した方がいたのではないでしょうか。
デブリの全てが危険というわけではなく、例えば低軌道のデブリは自然に大気圏に落ちて燃え尽きるため、回収する必要がありません。ただ、この画像のように軌道によっては、ステーションや衛星にぶつかるリスクはあります。

 

 

6月 JAXAがひとみの事故調査報告書を提出

6_imagecredit_nvs-live-com
6月8日に行われた第3回宇宙開発利用部会 X線天文衛星「ひとみ」の異常事象に関する小委員会 Image Credit:nvs-live.com

6月14日、JAXAが3月に事故を起こした「ひとみ」の詳細な事故報告書を宇宙開発利用部会に提出しました。事故の調査が行われた結果、ひとみは機体の制御のためのエンジンに関して数値が間違えて入力されていたことなどから、高速で回転してしまい、制御不可能になってしまいました。また、この報告書では事故そのものだけではなく、ISAS(宇宙科学研究所)の組織体制についても詳しく掘り下げられ、見直しの方針が打ち出されたことが話題になりました。

上半期編はここまでです。下半期編に続きます!

(TELSTAR宇宙情報 @telstar_news 管理人 土谷純一)


 

TELSTAR CLUB in国立天文台

皆さんこんにちは!
12/10にTELSTAR CLUBというイベントで高校生とともに国立天文台に取材に行ってきたので、その様子をお伝えしたいと思います。

~TELSTAR CLUBとは?~

TELSTAR CLUBは今回が第一回となるイベントで、高校生たちが研究機関や企業などに直接出向き、普段TELSTARが行っている取材、執筆の活動を体験してもらおう!というものです。
直接、その道に精通している人に話を伺ったり日頃の疑問をぶつけられるほか、宇宙好きの高校生たちが繋がることが出来るプログラムとなっております!

img_2061
取材の様子
img_2063
取材の様子

~国立天文台に出撃!~

記念すべき、第一回のTELSTAR CLUBは国立天文台でアルマ望遠鏡*を使った研究をされている平松先生の方にお話を伺ってきました。

まずは、一緒に取材を行うメンバーたちと打ち合わせ。
今回、TELSTAR CLUBに参加してくれた高校生たちには、TELSTARメンバーが普段使っている名刺と同じものをプレゼントしました。それを使って自己紹介や名刺交換の練習をしました。

img_0181
打ち合わせの様子

取材まで時間があったので、国立天文台の展示品を鑑賞。
すばる望遠鏡や、はやぶさ2のポスター展示を見ることが出来ました。

取材の時間になり、まず初めに名刺交換からスタート。少々緊張していた様子でしたが、皆の表情からはやる気が見えていました。国立天文台の平松先生より、国立天文台、アルマ望遠鏡のお話があり、話によると国立天文台の歴史は、江戸時代までさかのぼるそう。昔から脈々と伝統が引き継がれているのですね。導入がおわり、話はアルマ望遠鏡の話題へ…アルマ望遠鏡の性能から、平松先生自身についてまで、たくさんのお話を伺うことができました。
ここで、取材の中で驚いた話題を一つ上げたいと思います。皆さん、アルマ望遠鏡の視力が驚異的なのはご存知でしょうか?アルマ望遠鏡の視力は6000!この視力があれば、東京から大阪に落ちる1円玉を見られるくらいだそうです。マサイ族の視力は8.0と言われているので、アルマ望遠鏡の性能がいかに優れているのか実感できると思います。

その他、アルマ望遠鏡の取材については、後日公開される、高校生達の記事をご覧ください!
みなさん、お楽しみに!

img_0155
集合写真

TELSTAR CLUBについての質問はこちらから!
space.freemgz@gmail.com

*アルマ望遠鏡:驚異的な視力を誇る電波望遠鏡(http://alma.mtk.nao.ac.jp/j/)
電波望遠鏡ってなに?という方は7号をチェック!→http://spacemgz-telstar.com/wp-content/uploads/2015/05/7226fe8ec79df6ffc0a0b29df0935162.pdf

第3回宇宙建築賞 TELSTAR賞 投票ページ

宇宙建築賞とは

宇宙建築賞は、宇宙飛行士の山崎直子さんをはじめ建築家や研究者の方々の協力を得て、有志の「宇宙建築の会」が2014年度から始めたものです。
2015年度から、十亀昭人准教授を中心として、TNLが運営を引き継ぎました。コンセプトとしては、宇宙建築の周知とアイデアの振興、発信、共有、協力といった狙いがあります。
TNLー宇宙で暮らすを実現するー | 宇宙建築賞

第3回宇宙建築賞

第3回の宇宙建築賞は「人間の未来にとって有益な月面施設を設計する」がテーマです。
今回は計21作品の応募がありました。
TNLー宇宙で暮らすを実現するー | 第3回宇宙建築賞テーマはこちら

TELSTAR賞

TELSTARでは、昨年から「TELSTAR賞」という形で、宇宙建築賞の審査に参加しています。
今年はWebページ上での投票により審査を行うことになりました。
TELSTARをご覧のみなさまも、以下のフォームより投票していただけます。
ぜひご参加下さい。

※1 12月17日を締め切りとさせていただきます)
※2 公平を期すため、Googleのアカウントでログインしている場合のみ投票ができます

以下のページに全21作品のPDFデータがありますので、ご確認のうえ、気に入った作品3つに票を投じてください。
TNLー宇宙で暮らすを実現するー | 第3回宇宙建築賞全作品を見る

TELSTAR CLUB~国立天文台へ取材に行こう!~

こちらのイベントは募集定員に達したため、締め切らせていただきました。
次のイベントにご期待ください。

TELSTAR CLUBとは

「宇宙の話をしたい!聞きたい!」
「TELSTARってどうやって作ってるんだろう?」
「宇宙のことはよくわからないけど、少し興味がある…!」

そんなあなたのために、TELSTARがスタートさせた「TELSTAR CLUB」

「宇宙を語る場所」として、TELSTARメンバーと宇宙ファンの中高生達が交流するためのCLUBです!

今回は、2013年に完成したアルマ望遠鏡を使って世界最先端の研究をしている、国立天文台へお邪魔し、取材をさせて頂きます。
取材後は記事を制作し、TELSTARのホームページや冊子に掲載します!

TELSTARの冊子が普段どのように作られているのか、のぞいてみたくありませんか?
冊子を作る過程でのドキドキ、ワクワク、ヒヤヒヤなど楽しさや大変さを一緒に体験しましょう!

取材のやり方などは事前講習を行い、TELSTARメンバーがしっかりサポートするので大丈夫です。
宇宙の研究室に行ってみたい人、取材して記事を書いてみたい人はぜひご応募ください!

日時 12月10日(土)
場所 国立天文台三鷹キャンパス
対象 中高生(定員10名)
申込締め切り 11月18日(金)
問い合わせ telstar.club@gmail.com
お申し込み https://goo.gl/forms/bVvhN78Y9e7mICEh2

TELSTARを見つけよう!会いに行こう!!

皆さん、こんにちは!すっかり涼しくなって秋を感じる季節になってきましたね。
秋といえば、学園祭の季節です。いろんな大学で催しがありますね。
今回はTELSTARが見つかる学園とTELSTARに会える学園祭をご紹介します!

TELSTARメンバー見っけ!

TELSTAR恒例の「みやこ祭」@首都大学東京!今年度も出展しますよ!
今年は、TELSTARの冊子で扱った衛星特集の特大版の記事や、惑星ちゃん惑星くんの人気投票コーナーを設置!
いままでの衛星特集が合わさると、そこには・・・!ぜひ実際に確かめに来てくださいね。
また、TELSTARで活動しているメンバーに実際に会えるのも、大きな魅力。
宇宙の素朴な疑問をぶつけてみましょう。大学生のお兄さん、お姉さんと宇宙トークが出来る貴重な機会ですよ!進路相談もできますよ!

カテゴリー 「TELSTARに出会える文化祭」
第12回みやこ祭
日時 11月3,4,5日
※TELSTARブースは4日は出展しません。ご注意ください。
場所 首都大学東京 南大沢キャンパス 京王線 南大沢駅徒歩5分 7号館2階
入場料 無料
詳細 http://miyakomatsuri.com/

s__3514492

未来宇宙トラベラー

未来でもし、人類が地球外の惑星で宇宙人と共存しているとしたら…?
そんな宇宙での生活を、慶應が誇る最強教授と塾生がそれぞれの専門分野から徹底予測するアカデミックバラエティ講演会!
文系、理系問わず幅広いジャンルから予測を行うため、宇宙の専門的な知識があってもなくても楽しんでもらえるようですよ!
アカデミックな面に気軽に触れられる機会になりそうですね。
さらに、スペシャルゲストにウエンツ瑛士さん、司会に2013年度ミスSFCの千葉佳織さんをお迎えするようです!
 
未来の宇宙生活を、見に行くチャンス!!

カテゴリー 「TELSTARが読める文化祭」
慶應義塾大学第58回三田祭 本部企画
日時 11月20日(日)12:00〜12:50
場所 南校舎ホール(南校舎5階)
入場料 無料
整理券などは配布いたしません。直接会場にお越しください。未来宇宙トラベラー
utyutorabera

ちょこっと顔を覗くだけでもよいので、ぜひ参加してみて下さい!