こんばんは!新月の夜がやってきました。

沖縄ではすでに梅雨入りしていますが、それ以外の地域では梅雨入り前の過ごしやすい日が続いていますね。星空の主役はもう春から夏の星座へ変わろうとしています。
水田にも水が張られ、田植えの時期真っ最中となっています。
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【星降る夜に】兵庫県養父市

突然ですが皆さん、天の川を見たことがありますか?
私は幼いころから星に興味がありましたが、天の川を見たのは大学入学後です。
日本の人口の70%は天の川の見られない地域に住んでいます。
世界平均は36%なので、世界的に見ても日本は天の川が見られない地域にあるといえます。
光害は星が見えなくなるだけでなく、生態系や人間への影響も懸念されています。
そのような中、5月22日毎日新聞にこのような見出しがありました。
「環境省「星空見やすさ」全国ランク作成へ 光害減少狙い」
これは、環境省が星の見やすさを客観的な指標として設け自治体が光害対策に取り組むきっかけとなることを目的としています。しかし、大都市はどうでしょうか?
これでは、地方都市や過疎地の自治体にしか効果がないようにも思えます。

都市部の光害対策の事例としてアメリカ フラッグスタッフが有名ですが、日本の都市部において光害対策に結び付けるにはどうすればよいでしょうか?
これまでも、市町村や県単位で光害に対する取り組みや、望遠鏡メーカー主催のライトダウンなどが行われていましたが、このような取り組みを知る人はほとんどいません。
まずは、ライトダウンの日には町のシンボルとなるタワーや橋のライトアップを取りやめるなどの取り組みが、光害対策後進国の日本には必要なのかもしれません。
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星を見上げるときは、この環境問題について考えてみてください。
未明には天の川が見ごろを迎えつつあります。どこか地方へお出かけの際は少し早起きをして満点の星をみてみては?

次回の新月は6月24日です。お楽しみに!

written by 打海 将平