スマホ(ASUS ZenFone3)で撮影
「スマホで楽しむ宇宙の世界 」上級編。スマホ「ZenFone」を用いた追尾撮影と純正カメラアプリで星雲・銀河の撮影方法・作例をご紹介します!
作例・撮影方法について
天体写真の追尾撮影は「赤道儀」という機材を用いて星を追尾しながら撮影します。
スマホ側の設定は「【基本編】スマホで星を撮るためには?」、スマホアダプターと望遠鏡の接続は「【中級編】スマホで月を撮る!!」と同じです。
設定は全て最大となるシャッタースピード32秒、感度(ISO)3200です。
追尾撮影についてはページ下「新月記事」リンク先よりご覧ください。
本記事では赤道儀「SXP赤道儀」、望遠鏡「ED70SS」「ED103S」、スマホアダプター「スマートフォン用カメラアダプター」を用いて撮影を行いました。
画像は一眼レフ撮影時同様の画像処理を行っています。
追尾撮影中の風景(ZenFone3で撮影)
作例
オリオン大星雲(ZenFone4で撮影)
オリオン大星雲(低倍率)(ZenFone4で撮影)
アンドロメダ銀河(ZenFone4で撮影)
馬頭星雲(ZenFone4で撮影)
さんかく座銀河(ZenFone4で撮影)
プレアデス星団(ZenFone4で撮影)
プレアデス星団(低倍率)(ZenFone4で撮影)
ボーデの銀河(ZenFone4)で撮影
一眼レフでも短時間では撮影が難しい淡い部分が、スマホで撮影できる ことがご理解いただけたでしょうか?
これらは全て32秒、ISO3200と一眼レフのように長時間での撮影(露光)ができていません。アプリ側で更なる長時間撮影ができるようになればさらに淡い星雲まで撮影できるようになるでしょう。
使用機材
SXP赤道儀:https://www.vixen.co.jp/product/25121_6/
ED70SS:限定生産品
ED103S:https://www.vixen.co.jp/product/2609_04/
スマートフォン用カメラアダプター:https://www.vixen.co.jp/product/39199_8/
本記事ではSXP赤道儀を扱っていますが、ビクセンからは「ポラリエ」、「AP赤道儀」、「APフォトガイダー」など手軽に楽しめる赤道儀があります!最初はスマホから、、いずれは一眼レフで撮影したいという人、必見です!
ポラリエ:https://www.vixen.co.jp/product/35505_1/
APフォトガイダー:https://www.vixen.co.jp/product/39989_5/
AP赤道儀:https://www.vixen.co.jp/product/39973_4/
追尾撮影について
追尾撮影は天体写真の撮影の中でもハードルが高く、難しい印象があり ますが、実際に行ってみると簡単です。また、撮影できる幅が広がり、撮影できる天体も増えます。追尾撮影については新月記事第6夜~8夜、17夜に掲載しています。是非ご覧ください!
新月記事第6夜 追尾撮影の準備と実践(広角):http://spacemgz-telstar.com/4046
新月記事第7夜 追尾撮影の準備(望遠撮影編):http://spacemgz-telstar.com/4143
新月記事第8夜 追尾撮影(望遠) 実践:http://spacemgz-telstar.com/4259
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(打海将平)
協賛・協力企業
株式会社ビクセン
ASUS JAPAN株式会社
天体写真家 吉田隆行 氏