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宇宙 × エンタメが拓く未来

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宇宙×〇〇と様々な分野とのコラボレーションで裾野が広がり、ますます盛り上がりを見せる宇宙業界。今まで届けることができなかった層にも宇宙の魅力を発信するには何が重要なのだろうか。

株式会社amulapo代表取締役兼株式会社ispaceエンジニアの田中克明さんと、株式会社minsoraでみんソラコミュニケーターを務める前田亜美さん(元AKB48/女優・タレント 株式会社オスカープロモーション所属)にお話を伺う中で、キーとなる共通認識が浮かび上がってきた。

  「早ければ、早いほどいい。」

 日本の宇宙開発を促進するためには、いかにして一般層からの理が得られるか、特に次世代を担う学生たちからの関心を集められるかが鍵を握るだろう。宇宙と聞くと情報不足から、どこか小難しく敬遠しがちな若者が未だに存在する。年齢を重ねると「賢く」なってしまい、未知なものに対して歩み寄ることが億劫になりがちである。そこで考え方が柔軟な小学生に対して、宇宙への扉を用意してあげることが大切だと田中さんは語る。早ければ、早いほどいい_。自身の経験を踏まえて田中さんのこの言葉に強く共感した。宇宙工学の道を志したきっかけは、小学5年生の時に訪れたケネディ宇宙センターで、本物のスペースシャトルを目の当たりにし強く心を揺さぶられたことであった。あの日から有人ロケット開発への憧れが消えないことを考えると、幼いうちからそうした体験を伴った宇宙への扉が得られれば、より多くの子供たちが宇宙に対して興味を抱くようになるのではないか。現在、田中さんは小学生をターゲットに絞った企画も小学館と共に進めているそうだ。深く掘り下げて聞くことはできなかったゆえ、動向が気になる方はぜひamulapoのwebページ等を参照していただきたい。

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↑ 株式会社amulapo代表取締役兼株式会社ispaceエンジニアの田中克明さん


 「わくわく感」

 米国をはじめとする先進国と比較すると、日本の宇宙開発に充てられる予算額は極めて低い。これは政府機関を(間接的に)支える国民の宇宙開発に対する理解や支持率の低さが反映されているのではないだろうか。宇宙に興味をもつ人が増えれば、宇宙開発に乗り出す企業も増え、そのような流れが顕著なものになれば、抽出される予算額も大幅に増えるのではないかと前田さんは予想する。

_では、宇宙と無縁の生活を送っていると感じている人々の宇宙に対する興味を0から1にするにはどうすればよいだろうか。

 キーワードはわくわく感。情報が溢れ、メディア媒体も多様化した現代だからこそ、どのようにして知るかその「入口」が重要であると田中さんは言う。より具体的に述べると、「楽しい・夢がある・可能性が無限大」といった宇宙に対するポジティブなイメージを、他産業と掛け合わせることによって伝えることで、人々と宇宙との距離感を縮めようというわけである。そして田中さんが注目したのが可視化技術を用いたエンタメだった。非日常的な体験を提供できるxR技術の利用により、自身が感じてきた宇宙に対するわくわく感を、世代を問わずたくさんの方々と共有することができるようになった。その一例が今回の鳥取砂丘でのイベントであった。今後もさらに発展し続けていくであろう最新技術とのコラボレーション(企画)に期待したい。
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↑ おおいた宇宙フェスタで総合司会を務めるみんソラコミュニケーターの前田亜美さん



 「一般的な感覚を持ち続けること。」

 みんソラコミュニケーターとして、様々な宇宙系イベントに出演されている前田さん。きっかけは宇宙に興味があるとマネージャーにぽろっとこぼした一言だったという。

 研究者の方々が集まるイベントでは、どうしても専門用語を交えた高度な議論が展開され「閉じた」空間になりがちである。宇宙への造詣が深くない人々とその道のプロフェッショナルたちを繋ぐ橋渡し的な存在がみんソラコミュニケーターだと前田さんは語る。専門家が説明を端折って使ってしまうような難しい言葉を噛み砕いて伝えることで、「宇宙って難しくない?」という固定概念をなくし、宇宙が身近な存在であることを知ってもらえるようにするのがみんソラコミュニケーターの役割だという。イベントへの出演回数を重ねるごとに、最初は意味がわからなかった専門用語にも対応できるようになってきたが、それでもなお毎回新たな学びが得られるそうだ。宇宙に馴染みのない参加者たちが置いてけぼりにならないよう、積極的に質問しわかりやすく説明する前田さんの姿がとても印象に残ったと田中さんは言う。

 知識が増えても一般的な感覚を忘れないこと_。みんソラコミュニケーターとして活動する上で前田さんが大切にしているマインドセットである。試行錯誤しながら、人と宇宙を繋ぐために前田さんはこれからも歩み続ける。

 

最後におふたりからTELSTAR読者に向けてメッセージを頂戴した。

田中:誰でも宇宙に関われるそんな時代が来ています。ぜひ宇宙を愉しんでください。

前田:皆さんが考えていることが現実になる。既存の知識に囚われず、「できない」は捨て自由な発想で可能性あふれる宇宙に挑戦してください。

 

宇宙をもっと身近な存在に_。田中さん、前田さんの旅はまだ始まったばかりだ。





前田さんの活動についてはこちら

 

元AKBの前田亜美がロケットを飛ばしたら。

https://www.youtube.com/channel/UC9VMTcvrXISIHyCibiaFfGw/featured

「こうのとり」9号機/H-IIBロケット9号機打上げライブ中継

https://www.youtube.com/watch?v=-33Bl6fXSCE

野口さん。「宇宙、ついて行ってイイですか?」TV 打ち上げ生中継

https://www.youtube.com/watch?v=sCskOyxvCYU&t=267s

野口さん。「宇宙、ついて行ってイイですか?」TV ISS到着生中継

https://www.youtube.com/watch?v=1uq4nnQ4XUI&t=2380s

株式会社amulapoのホームページ、ツイッターはこちら

https://amulapo-inc.com

 https://twitter.com/amulapo

 

株式会社amulapoでは、現在クラウドファンディングを実施中!

 詳細は以下のリンクよりご覧ください。

「史上初!次世代の体験型宇宙エンターテインメントを届けたい!!!」

 https://camp-fire.jp/projects/view/402330?list=search_result_projects_popular

株式会社minsoraのホームページはこちら

https://minsora.jp





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