宇宙でも大活躍、ロボットアーム！

2024/09/09

お知らせ TELSTAR+ 新メンバー記事

1.ロボットアームって？

「ロボットアーム」と聞いて真っ先に思い浮かべるのはどのようなものでしょうか？

人間の手の形をしたもの、マジックハンドのようなもの、思い浮かべるものは人それぞれだと思います。

自動化が進んだ現代社会では、従来人間が行っていた作業をロボットアームが行う場面も増えてきています。

ロボットアームが使用される理由に

「人間の代わりに危険な作業が可能」

というものがあり、この利点を大きく活かせる状況があります。

それが「宇宙空間」です。

宇宙空間ではもちろん人間が生身で生存することは出来ませんし、大掛かりな生命維持装置が必要になります。

そのような極限空間において、ロボットアームは大活躍しています。

実際に、宇宙空間においてロボットアームはどのような活躍を見せているのでしょうか？

ISSを例に２つ紹介してみようと思います。

　日本が持つ実験棟「きぼう」には、宇宙空間で実験を行う為の「船外実験プラットフォーム」があり、その運用を助けるのがこのロボットアームです。

　カナダが開発したアームで、ISSのモジュール移動や先端に宇宙飛行士を乗せ移動を行うことが可能です。

　また、日本の宇宙ステーション補給機「こうのとり」のキャッチ役も担っており、様々な仕事をこなしています。

このように、人間が活動し辛い宇宙空間において、ロボットアームは欠かせないものとなっていて、まさしく縁の下の力持ちと言ってよいでしょう。

ここで紹介したロボットアーム以外にも、色々な仕事をする様々なロボットアームがあります、興味があれば調べてみても良いかもしれません。

文：片桐啓登

こちらの記事は2024年より新しくTELSTARに入ったメンバーたちによる記事です。 TELSTARでは一緒に活動してくれる大学生の方を随時募集しております。興味のある方は、TELSTARホームページの「お問い合わせフォーム」または、XとInstagramのDMなどからご連絡ください。

◯参考文献