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どこでもドアがあったなら

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自己紹介

こんにちは。新メンバーの吉田慎之介です。
宇宙の魅力を発信し、宇宙開発の発展に貢献しているTELSTARが持つ目標や理念にとても共感しました。TELSTARメンバーとなった今、宇宙の魅力を伝えていけるように頑張ります!

どこでもドアがあったなら

みなさん、宇宙のことについて考えたことはありますか?
宇宙は未知にあふれていて、考えているとキリがありません。。。
でもそんなキリがない宇宙ですが、宇宙に対して疑問を持ったり、考えたりすることはとても楽しいんです!

今日は、宇宙について考えることの一例を紹介してみたいと思います。

ずっと昔に出発した光

夜空に光るたくさんの星、そのひとつひとつ光を見ていると、感動したり、癒されたり、なんだか気が遠くなったり。
いろんな感情を与えてくれる星たちですが、
いま私たちが見ているのは、その星の昔の姿なんです。知っていました?
夜空に広がる星たちはとても遠くにあるため、私たちが遠くに行くのと同じように、星が放った光も地球に到着するのに長い時間がかかります。数百年以上かかるものも少なくありません。
つまり、今私たちの見ている星の光は、ずっと昔に星を出発した光なのです。
(星の光についての詳しい説明は、TELSTAR06号にて詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください→http://spacemgz-telstar.com/?page_id=10
星の光

昔の地球が見たい

このことを知った少年の僕は、衝撃を受けるとともに自分の知らない宇宙に引き込まれていき、妄想を膨らませました。

「今見ている月は昔の姿なのか。
逆に、月から地球を見たら、昔の地球の姿が見れるのか!
ということは、どこでもドアがあったら、月に行って望遠鏡で地球を見れば、
昔の僕たちが見れるのか!
どうせなら、どこでもドアですごく遠くの星へ行って望遠鏡で地球を見れば、もっと昔の僕たちが見えるのかな~。」

今となっては、当時よりも知識が増え、論理的に考えるようになっていますが、あいかわらず似たような妄想をしています。

例えば、415光年先の星から地球を覗いたとすれば、415年前に起きた関ヶ原の戦いをみることができるということになります!
関ヶ原の戦いを観戦できるなんて、歴史マニアからすればたまりませんね!

僕が行きたい星

ということは、行先の星選びがとても重要です。
見たい時代の地球が見られるような星に行く必要があります。

⇩行先選びの例


(※グリーゼ581は、周りをまわっている惑星に地球とそっくりな惑星があり、いまのところ最も生命の存在が期待されていて、注目されています。)

いろいろと考えた結果、僕が行きたいのは460光年先の星です。

昨年大ヒットしたNHK大河ドラマの「軍師官兵衛」を実際のキャストで見ていたいと思っています!(セリフは聞こえないんですけど。。。。(笑))

宇宙のことを考えよう

宇宙の話というより、僕の妄想話になってしまいましたが、
宇宙には、僕たちの妄想を掻き立てる魅力があります。

自分が生まれるよりもずっと前に放たれた光を見ているなんて、ワクワクしませんか?
そんなことを考えながら宇宙を見上げていると、時間なんて忘れてしまいます。

宇宙っていつどうやって始まったんだろう?
宇宙ってどこまで広がってるんだろう?
ブラックホールってなに?
宇宙人っているのかな?

などなど、
まだまだ不思議なことはたくさんあります!

ぜひ、みなさんも宇宙の妄想に浸ってみてください!


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