ロケット好きのJK集まれ! Girls’ Rocketry Challenge
Girls’ Rocketry Challengeとは
ロッキード・マーティン社が「女性の理工系分野への進出促進」を目的として開始した教育プログラム(以下GRC)です。JAXA筑波宇宙センターで行われる全国大会を目指して、半年間に渡りモデルロケット*¹を製作します。全国大会の見学や合同打上げ会といったイベントを通じて、納得のいくモデルロケット作りが実現できます。
*¹火薬エンジンを動力源として飛ぶ模型ロケット
知識0からのスタート
1.ライセンスの取得
モデルロケット開発に着手するために、まずライセンスの取得をします。講習会を経て、最も基本的なモデルロケットの作り方を学びます。
2.製作キットの利用
開始1か月は支給された製作キットを用いて、作ること自体に慣れる所から始まります。
3.一からの製作
前述のキットを使い切ったら、自分達で材料を買い出し1から作るフェーズに入ります。アプリを用いて設計図を作成し、打上げのシミュレーションを行った後、設計図に基づき機体を製作していきます。完成後に打上げを実施し、シミュレーション通りにいかなかった場合はその原因を洗い出し、次回の打上げで修正すべき項目を列挙します。
余談ですが、一連の流れを繰り返した結果、私のチームは当初の目標を達成するモデルロケットを作ることに成功しました。このように書くと、そのプロセスの部分を聞きたいという方がいるかもしれませんが、その部分こそがGRCの醍醐味なのであえて省略します。
応募方法
GRCは個人での応募を受け付けておらず、チームを結成したあと学校を通じて応募する形になります。名前の通り「女子」中高校生限定で、全国から3校のみが参加できます。
参加決定後にスタッフの方から聞いた話によると、応募時に私が書いた熱い志願理由書が決め手となり私達の高校は採用されたそうです。この記事を読んでGRCに参加してみたいと思った方はぜひ熱い志願理由書を書いてみてください!
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